こんにちは、似顔絵師のぜんごです。
「ISCAコンベンション参加報告~その1~」では、ISCAコンベンション(似顔絵世界大会)の概要を、「ISCAコンベンション参加報告~その2~」では、私が作画した似顔絵をご紹介しました。
今回の記事では、私が気に入ったアーティストのご紹介。ただし日本人アーティストの方は、SNSやブログなどで、すでにしっかりとUPされているので、あまり触れる機会の少ない日本人以外のアーティストをご紹介したいと思います。
(独断偏見のチョイスなので、かなりイラストレーション系に偏っております)
今回も長い記事になります~。
(1)Dan McMahan
初出場のアーティストの方のようですが、白黒作品のみで構成されていて、イラストとしても似顔絵としてもとても魅力的でした!一番下の作品が特に好きです。
(2)Maria Picassó i Piquer
今回のゲストスピーカーの作品です。残念ながら私はセミナーを拝見できなかったのですが、どうもこちらはAdobe Illustratorで描かれているそうです。いろんな使い方があるんだなぁと感動!特に右上のモデルさんはわたしも描いたのですが、ふんわりした髪型をグラデーションとラインで表現するとは、なるほど~勉強になりました。
(3)Zach Trenholm
ザックさんの似顔絵。おしゃれだし似てるし、どうやったらこういう感じで描けるのかな~。うらやましいです。こちらはiPad Proで描かれているようです。私もこれからちょっと練習するつもりです~!
(4)Lindsey Olivares
私は存じ上げなかったのですが、有名な方みたいですね~。どれもモデルさんの個性が出てて似てるのに、ラインやシェイプが個性的で気持ちいい。特に下から2番目左の作品が好きなんです。みんなが必死で描いている中で、ネイトが床に座ってのんびりしている姿は私も印象的で描きたかったんですが、うまく描けなくて。これすごいよかった。
(5)Brian Oakes
Brianは協会のセミナーにも登壇したアーティストですね。パッと見、誇張がすごいんですが、抜くところは抜いていて、それがまた絶妙なんです。「この人、こんな感じだよね!」という感覚的なところを、いつもとてもうまく表現されています。
(6)Jared Hobson
一番上の絵の色がステキで、選びました。私には珍しいチョイスかな?
(7)Beau Hufford
うちのこどもたちと遊んでくれたり、ピザくれたり、描いてないのかと思っていたら、ちゃんと描いてた!ボウの絵は、いつもかわいくて好きです。
(8)Aimee Lew
立体でちゃんと、イラスト的に処理されていて、かわいいし似てた!
家族で作ってもらえたら嬉しいですね!
(9)Ed Lillywhite
これは原画で見てほしいなぁっていう絵ですね。色も形も、めっちゃステキだった。たぶんカナダのアーティストなんですけど、カナダ系の人はステキな絵を描く!って勝手に思ってます^^
【番外編】
「なんで、こんなところにごみ袋が!?」と思ってたら、なんと立体作品だった(笑)
今回会長だった、Zitmanのようです。笑ったなぁ!
帽子とビールがなかったらわからなかったよ。
以上です。
これ以外にも楽しい作品がたくさんありました!
大会では、自分の作品作りがメインのようになっていますが、他のアーティストが描いた絵をその場で見られるのも醍醐味なんです。まだ参加したことのない人にこそ世界大会に出場して、こういったすごいアーティストの絵を生で見てもらいたいなぁと思っています。
おしまい