ISCAコンベンション参加報告~その2~

こんにちは、似顔絵師のぜんごです。

前回の記事に引き続き、ISCAコンベンションのレポートです。この記事では、私の作品を紹介します。

今回は2人の子連れということもあり、こどもに負担をかけずに効率よく作品制作ができないかと考えて、日中会場内でスケッチをできるだけして、夜こどもを部屋で寝かせたあと、PCで作業するという作戦にしました。というか、それしか手がなかったですね^^;画材は鉛筆とねりけしとノートパソコンのみというミニマムで参加。プリントもきっとどこかでできるだろう、と現地調達を期待して、何も持っていきませんでした。

できた作品がこちらです。仕上げられたのは、合計9点。思ったより、展示スペースが狭くて、入らないという事態になってしまったので、A3でプリントしなくてもよかったかな、と反省。

最近テーマにしていることが「自分の好きなイラストの世界と似顔絵作品を近づけること」「ゆるく、かわいく、俗っぽくなく」なのですが、今回は自分としては満足な仕上がりになりました!

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上から作品とモデルさんのご紹介。
ちょっと長くなります。

Printモデルさんはこちらの方↓
服装含め、いいキャラクターだったので、一番にスケッチ。眼鏡・ひげ・サスペンダー・蝶ネクタイ、どれも似合っていてかわいいです。一番最初にこれを仕上げて、今回の絵の方向性が決まった感がありました。
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モデルさんはこちら↓
いいモデルさんなので、モデル率は高いのですが、やはり私も描きたくなってしまいました。写真撮らせてもらうときに、なぜか決め顔に下の表情をしてくれました。でも普通の顔が描きたかったので、盗み見しながら描きました☆
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モデルさんはこちら↓
顔の動きにくせがあるので、それを表現しました。赤いほっぺがかわいいです。イメージだけで描いて、本人をそんなに見ていないので、似てるか心配でしたが、結構評判がよかったので安心しました~。
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モデルさんはこちら↓
Zachさんは、日本でもお会いしたり、大会前のサンフランシスコでランチをごちそうになったりと、とてもお世話になってる大好きなアーティストさんです。絵もオシャレで大好きなのですが、今回「あなたに投票したよ!」と言ってくれて、もうそれだけで大会来たかいがあったなぁ~と嬉しくなりました☆iPad Proを使っているときに、おなかをテーブル代わりに使っていたのでそれを描きました。(写真はスマホをいじっているところ)
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モデルさんはこちら↓
Courtさんのことは一度描いてみたいと思っていたのですが、以前夫の田畑が描いた絵が頭から離れず…、今回ようやく描くことができました!結構難しいお顔なんですよね~。シンプルなフォルムとラフなラインと目の中をぬくことで、イラスト的な仕上がりになったかな?個人的には英語テキストの挿絵っぽくて気に入っています。
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モデルさんはこちら↓
Johannaも一度挑戦してみたかったモデルさんです。今回の絵の中で、一番壮絶な感じになってしまいました。もうちょっとシンプルにいけたかもしれないな~と頭ぐるぐるしています。ご本人に渡したら「自分のおばあちゃんにそっくりなの!」と大笑いしてくれました。
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モデルさんはこちら↓
会場内を無言で静かに歩いている姿が印象的で、30mくらい離れた場所からスケッチしてました。仕上げようと思って、写真と撮らせてもらったら、結構特徴のあるお顔でして顔が似ておらず、ちょっと苦戦しました。実際口を閉じて無表情の印象だったのですが、写真撮るときだけ満面の笑みをしてくれました・・・。このテイストは、尊敬するイラストレーターの長場雄さんのテイストに影響を受けています。
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モデルさんはこちら↓
特徴ある部分が多すぎて、ちょっと難しかったかな~無難な仕上がりになりました。一緒に来ていたあかちゃんが、まじ天使でした。
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モデルさんはこちら↓ お写真では伝わりづらいですが、すごーく不思議な佇まいをされています。どっしりしてるようにみえて、歩いているとふわふわとした軽さを感じました。日本人にはあまり見かけないタイプかな。そして笑顔がむちゃかわいいガールでしたね。今気づいたけど、裸足!!うちのこどもたちと同じだ(笑)
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以上、わたしの作品でした。

デジタルで作画する場合、一番心配なのは出力なのですが、今回はISCAが用意したプリンターで1枚1ドルでA3まで出力可だったので助かりました。15分くらい歩いたところに、出力センターもあったようです。質がよく、A4で1枚数十円!毎回こういうお店が近くになると助かりますよね!
あと、伊藤康さんに写真用紙を6枚ほどいただきました。(伊藤くん、ありがとう~!!!)

次回は、他のアーティスト作品などを紹介したいと思います。

おしまい