子育て

【雑記】こどもの資産管理

こんにちは、似顔絵師&イラストレーターのぜんごです。

ここ数年、自分も含めて同年代で周りにこどものいる同業者が増えてきています。
まだ乳児~幼児が多いのですが、みんなどうしているのか聞きたいけど聞けないのが

『こどもの資産管理』!

おおげさに言ってみましたが、「こどもの資産」…つまりお年玉とか、児童手当とか祖父母親戚にもらったお祝い金などですね。家庭によっては、そのまま使っちゃうよとか、貯蓄に回しますとか…方針はさまざまだと思います。

たぶん幼少期が一番お金がかからない時期で、これから大きくなるにつれて多額のお金が一気に必要!みたいなタイミングが何回かあるはずです。あぁ恐ろしい!そんな恐ろしい日を安心して迎えられるように、今からできることはないかなぁ、とずっと考えてました。
ちょこちょこ調べて、私の考える3つの選択肢と。メリットデメリットを書き出してみました。

 

(1)普通預金に貯蓄

これは、みんながまず考えることですね。こどもの名義で銀行に口座を作り、こども宛てのお金を受け取ったら入金する。あらっ、簡単!

メリット→自分が使わなければ、額面の金額が減ることはない。現金が必要になったときにすぐ引き出せる。

デメリット→金利が低いので、利子が少額。引き出しなどに手数料がかかる場合も。

 

(2)学資保険

毎月一定額を引き落とし、15歳や18歳になったら、一括で受け取れます。(期間や貯める金額は自分で決められます。早く始めれば、月割りなので月の支払い額が低くなりますね)
さまざまな保険会社が用意してます。

うちも数年前から学資保険に契約しています。ひとつはメットライフ生命、もうひとつは東京海上日動あんしん生命保険。それぞれの親名義で一人ずつ契約しています。保険期間は15年間ですが、受け取るときは全額+αなので、貯蓄として考えています。

メリット→引き落としなので強制的に貯蓄できる。払込した金額よりも増える(増え方は利率による、最近のはあまり増えないのも…)。万が一契約者が亡くなった場合、その後の支払いは免除される(払込免除特約)。学資保険は生命保険の一種なので、税額控除が受けられる。

デメリット→途中解約すると、元本割れする可能性がある。契約時に利回りが固定されてしまうので、契約中に市場の金利が上がってくると不利な商品になってしまう。

今は金利が低いので、そんなに増えないようですね。。。また医療保障、死亡保障、個人賠償責任のような保障機能が充実している保険もあるようですが、医療保険を充実させた場合は、返戻率が低くなって元本割れを起こすことが多いようです。。。

などで、FPに相談してみるのも手だと思います。ひとつの保険会社だと自社の商品しか提供しないけど、こういうとこは、お客さんの懐事情と希望を聞いて、さまざまな保険会社から最適なものを教えてくれます。)

 

(3)積立投資

普通の投資信託とほぼ同じですが、未成年の間は親が管理します。こちらも毎月一定額を引き落とし、積立します。投資信託なので、世界経済の成長に合わせて、リターンが決まります。
うちは、セゾン投信こども口座をこの1月から始めました。

メリット→少額から始められる。複利なので長期保有すればするほど効果がある。こどもが成人した後、口座を引き継げる。世界経済が成長するとリターンも大きくなる。自動引き落としだと、ほったらかしにできる。

デメリット→(ジュニアNISAなどは)18歳まで引き出せないので、現金がすぐに必要になった場合に困る。世界経済と連動しているため、リーマンショックなどの場合は資産が減る可能性がある(そこらへんは自己責任で!)

私も最終積立がどのくらいになるのかはわかりません~。
15年後にまた記事を書こうかな…。

 

 

まとめ

(1)普通預金に貯蓄は「元本を1円でも減らしたくない!」方には向いている気がします。
あと突然現金が必要になっても、手元にある安心感はこれが一番。

(2)学資保険は、自分たち親になにか万が一のことがあったときでも、こどもの進学資金は確保できるという、本当の「保険」であり、強制的な「貯蓄」です。「貯金できないんだよなぁ~」という人にはよさそう。

(3)積立投資は、少額から始められるので、ハードルが低いですね。ただ元本割れする可能性もあるので、それがイヤな人には向かないかも。無理のない金額で長期保有が前提ですね。あと投資の勉強にもなります。

 

結局「自分にはどのやり方があっているか?」ということになってくるのでしょうね。
「どのやり方だと安心して日常を送れそうか」を考えるといいかもしれません。

あと「将来のために…」と思って、多くの額を貯蓄や投資に回しすぎて、今の生活が大変になるのも本末転倒です。何事もバランスが大事ですね!

どうでしたか?
何か気になったものはありましたか?
もし「もっといい方法あるよ!」って方はぜひ教えてくださいね。
私も引き続き勉強していこうと思います!

おしまい