お仕事のヒント

にがおえベクトル

こんにちは、似顔絵師のぜんごです。

昨日、久々に似顔絵の同業者と集まる機会がありました。昔はよく飲みにいったのですが、こどもが生まれてからは、ほぼそんな機会はなかったので、だいぶお久しぶり。話す内容は、もちろん似顔絵にまつわる話がほとんどですw おかげでとても楽しい時間を過ごしました!

その中で出てきた話が面白かったので、みんなと別れてからも自分の頭の中でずーっと考えていました。で、図にしてみました。

にがおえベクトル

似顔絵には、ベクトルが2つ。

1.似度
2.テクニック

【A】は、お客さまに渡す似顔絵(商業似顔絵)が目指すところですね。お客さまには、常に似ていて、仕上がりもステキな似顔絵を渡したいです。アート的な似顔絵作品もここに入ります。

【B】は、テクニックにたよらず、ユニークな手法で描かれた似顔絵。イメージ的には週刊朝日の似顔絵塾。ワクワクさせてくれる絵が多いです。

【C】は、テクニックは抜群だけど、似てない…。すごいなとは思うけど、正直心は動かないかな。。。

【D】は、初心者ですね。どこへでも行ける可能性があるし、突然化けることもありそう。応援したくなる似顔絵です。

 

これを書いて思ったのは、私がわくわくする似顔絵は【A】と【B】なんです。特に【B】は似顔絵の楽しさを思い出させてくれるくらいワクワクしますね! ということは自分としては「テクニック」よりも、「似度」のベクトルを上に伸ばすほうが、魅力的な似顔絵だと感じるんだな、と改めて再確認しました。

 

おしまい